仮面ライダーはここにいる『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』
どうも、邦画です。
前回は『ブルーストライカー』を語っていたら、思った以上に長文になってしまったので、今回は『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』をばご紹介。
知ってても面白いレベルでのネタバレは入れていきますので、ご注意です。
東島丹三郎は仮面ライダーなのか?
東島丹三郎は仮面ライダーに憧れ、人生を尽くした40歳独身男性。
バイトして、そのお金を使って山籠もりに費やした年月は、熊をも倒す力をつけた。
しかし、彼は仮面ライダーではない。ショッカーに改造されてもいない。
そんな彼の周りで、ちょっとしたニュースでショッカー強盗が騒がれたころ、
偶然にも縁日の屋台で騒ぎを起こすショッカーを見て、体が勝手に動き出す。
仮面ライダーのお面を被り、彼は叫ぶ!
「いくぞ、ショッカー!!!」
熊を倒す彼の前では人間など相手にならず、その活躍はSNSで一躍話題になる。
それに触発されて、今まで隠れていた偽物も本物も動き始める…
仮面ライダーとは何か?※本物の話はしてないですよ~
ここではっきり言っておきます。
この漫画は、仮面ライダーSPRITSの様に本物の仮面ライダーが活躍する訳ではありません。
しかし、彼らはそれぞれの情念を持って、仮面ライダーとして”成って”いる。
主人公の”仮面ライダー”東島丹三郎は、仮面ライダーとして鍛えた体、そして最初のきっかけで被ったお面を装着することで入り込む。
次に出てきた、”電波人間タックル”の岡田ユリ子は幼少時、父親の影響により電波人間タックルとして目覚めた。変身する際には所構わず衣服を脱ぎ、お手製の衣装に身を包む。ありとあらゆる投げ技に精通しており、総じて”電波投げ”として使っている。※本物は電波のエネルギーで相手を触れずに投げる(^_^;)
そして極めつけは3人目に登場した”V3”島村一葉はお面や衣装など必要ない。
「お前にもV3が見えるだろう。それは俺の魂がV3だからだ」
もう素晴らしすぎるwww
恋人はショッカーだった!
最初に出てくるショッカー強盗は、ただのショッカーに憧れての犯行でしたが、そこに偶然本物のショッカーが現れる。
事体の隠滅に出てきたのは本物の怪人!!
島村一葉の弟の三葉の恋人も実はショッカーだったりで、大混乱。
しかも、怪人に手も足も出なかった仮面ライダーたちは特訓を決行。
その後に繰り広げられるのは、誰が最強の仮面ライダーかを決めるトーナメント。
裏側では、ショッカーの中で洗脳が解けるものが出始め、ショッカー狩りが行われていた。
いや、身内で戦うんかい!!!
この話がどこに向かうのか、それは誰も知らない…ドロヘドロ
言ってみたかっただけ