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柴田ヨクサルはやっぱり熱い!!『ブルーストライカー』

どうも、邦画です。

 

柴田ヨクサルさんは、有名どころだと『エアマスター』や『ハチワンダイバー』とかが映像化して話題になってたと思うんですけど、今連載してるのも熱い!!

ブルーストライカー(1) (KCデラックス)

ブルーストライカー(1) (KCデラックス)

 

 ヒーロー物?いや、ちゃんとストリートファイトしてますよ(笑)

多分ですが、今やっているのは2つ。

『ブルーストライカー』原作と

『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』

どっちもめっさ面白いのでご紹介

 

エアマスターから15~6年後?『ブルーストライカー』

主人公は元俳優のおじさん根津田

仕事は上手く行かず、家族にも別れを告げられ、最後のおでんを食べて死のうとしてましたが、酔いつぶれておでん屋のおじちゃんにお世話になる駄目っぷり。

そんな根津田の日課であったスマホゲーム、画面に浮かんだのはアプリの告知「トゥルーファイター」

なんの気無しにダウンロードしてみると、GPS画面に切り替わり、近くに点滅するアイコンが…

その方向には学生服を来た男が立っていて、訳もわからずボコボコにされる根津田。

「トゥルーファイター」はストリートファイトマッチングアプリだったのです。

 

柴田ヨクサルが手掛けるストリートファイト物が面白くない訳がない!

根津田は知人の死をきっかけに、自身が演じた戦隊ヒーロー「ブルーストライカー」そのものになるべく、強くなっていきます。

と言っても、その歩みは微々たるもので、チンピラやら格闘崩れとかと勝ったり負けたりしてます。

そんな弱い根津田の周りに、何故か強い人が集まってきて、居候になったおでん屋のおじちゃんの孫がスコア1000(勝)以上の戦績を持つストリートファイター「白豹」だったり、勘違いで挑んだのは2000オーバーのランカー十鬼だったり、一番最初に根津田と戦った学生は「トゥルーファイター」の製作者だったり…

現在「トゥルーファイター」は管理者アクセス不能になり、運営を「日本」が行っているらしいのだが、真相に迫るべく力を蓄えていきます。

しかし、「ワルドミ」という怪人で構成されるチームが出てきてから状況が急変。怪人は人間を改造した本物の怪人で、普通の根津田では勝てるはずもありません。そんな根津田に怪人側の人間から「ブルーストライカー」のスーツを渡されます。

それを見た途端、根津田の魂が叫ぶ

「チェーーーンジ!ブルーストライカー!!!」

スーツを着た根津田はブルーストライカーそのもの

驚異的な力を発揮し、怪人を倒します!

間に出てくるエアマスターのキャラクター

個人的に胸アツなのがエアマスターのキャラが出てくること。

一番最初にスナイパー空手が出てきたのには笑いましたが、一番驚いたのは十鬼がエアマスターの主人公摩季と坂本ジュリエッタの子供だったことです。

しかも、両親が度々バトルことから、祖父にあたる佐伯が手塩にかけて育てたらしいですが、なぜか化け物級の強さに鍛えてしまったというから、この両親にこの祖父ありとしか言えない(^▽^;)

どうなるか分からないストーリー

最初はストリートファイト物だと思っていたのですが、「ワルドミ」が出てきてからは世界征服を防ぐことが目的に。。。

敵はブルーストライカーの相棒であった「レッドストライカー」

かつて、自身はヒーローそのものと考えていたレッドは、その思い込みから番組を降板させられそうになり、それを防ぐために脚本家を闇に葬り、台本を書き直した過去がある。その思い込みは世界を侵食し、「ヒーローが活躍する世界」を実現するべく「ワルドミ」を作った。

根津田に対して、同じだけのヒーローを見ていたレッドは、自分を止めてみろと根津田に言い放つ…

 

もう、訳分からないですよね(゚Д゚;)

ハチワンの時の将棋で世界を作り直すのも破天荒でしたが、こっちもなかなか

イラストは違う方ですが、原作からにじみ出るヨクサル節

イラストは沢真さんという方が描かれていて、非常に綺麗なのですが、原作をヨクサルが手掛けているからか、要所要所でセリフに引っ張られてキャラもヨクサルに寄っているような気がして面白い。

「特撮ってのは創意工夫の繰り返しで…すべての点で一歩でも前にっていうアツい姿勢の表れだ…そして俺は文字通り一歩前に出ちまった…根津田よ、俺は死ぬ」

「熟睡してもう一度、人生を考えろ」

「欲望(エロ)は…人間の戦闘力を上げる!」

 

セリフだけでも熱くなりませんか?

気になった方はぜひ読んでみてください。

ブルーストライカー(1) (KCデラックス)

ブルーストライカー(1) (KCデラックス)

 

ちょっと長くなりましたので、『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』は次回ご紹介させていただきます。

 

ではでは