『魔女見習いをさがして』を観に行ってきました ※軽いネタバレ注意です
どうも、林です。
先日から重たい話題が続いてるので、ここらでライトな話題をば・・・
といっても、30代のおじさんが女児向けに近い映画を観に行くという別の意味で重たいお話ですが (;^ω^)
その映画は『魔女見習いをさがして』
ざっくり説明すると、『おジャ魔女どれみ』というアニメが好きで出会った3人の女性。それぞれが悩みを抱えている中で、不思議な縁で出会ったことから、彼女たちの人生が進んでいくというお話でございます。
『おジャ魔女どれみ』というのは、実際に1999年から2003年まで日朝でやっていた女児向けアニメです。
そのころの私はちょうど小学校高学年ぐらいで両親が離婚した直後だったのですが、母と妹と私の3人で、日曜日の朝はご飯を食べながら特撮からアニメまで一通り見てからそれぞれ動き出すというルーティンで過ごしていました。
その時期のど真ん中にやっていた『おジャ魔女どれみ』は、エヴァとかナディアとかよりも印象に残っている。子供のころの思い出そのものと言っても過言じゃありません。
そんなおジャ魔女が20周年記念で映画化と、劇場の予告編で見たときには本編よりも気になってしょうがなかったのですが、ちょうど劇場公開の翌日が映画の安い日だったのですぐ観に行きました。
2重の意味で泣けた、素晴らしい映画でした
まず、冒頭から20周年バージョンのおジャ魔女カーニバルにまず泣かされます。最初は初代の曲調で元気に始まると思ってたので、しっとり始まった新バージョンは時間の経過を感じさせるようで曲調とは裏腹に気持ちはウワーっと上がりました。
そして、肝心の本編はそれぞれの悩みが誇張無く、すごく身近なので親近感というか同調してしまいます。
仕事の人間関係で問題を抱えていたり、自分の夢ややりたい事が分からなくなったり、過去を振り切れなかったり。
好きで出会った3人はすぐに連絡先を交換して、連絡を取り合います。
なんのかんので友情を深める3人ですが、ひょんなことから魔法を使ってみようとしたところ、願いが叶って幼少時に別れた父親と再会できてしまいます。
しかし・・・といった形で物語は急転直下。
傷つきながら、寄り添いながら少しずつ進んでいく彼女たち。
そんな中で、彼女たちにとっての魔法に気付くといったお話の流れ。
ファンタジーではなく、最後まで現代劇でまとまってます
勝手な印象で、最終的にはおジャ魔女たちが現れて、魔法でぱぱーっと解決していくのかなぁと思っていましたが、最後まで彼女たちの力で進んでいきます。
結構これは迷うところだと思うんですよ。
原作のリスペクトがあって、当時の声優さんも起用して、ファンタジー路線で突っ走ることもできたはず。
だけども、原作が好きな大人たち、つまり我々目線でのお話で仕上がっているのは凄く元気が出ました。今に必要な、力がこもっているお話のように感じます。
映画作る人はすごい。
魔法があるか? あるか? あるか? ないー。みたいな焦らしもありましたが(笑)
ラストは前に進む彼女たちを後押しするように、奇跡が訪れます。
自分たちが憧れたおジャ魔女たちと3人の子供のころの姿が現れ、夜空に飛び立っていきます。
そこで流れる初代おジャ魔女カーニバル!!!
もう涙腺崩壊です。涙ちょちょぎれです。マジでやばかった。
ストーリーもですが、今までの時間の経過がぶわーっと体を通り抜けたようで、もう止まりませんでした。
レイトショーで観に行っててよかった。
同じ年代の人たちにおススメです!
余談ですがほかのお客さんは、私と同じようなおじさんが4~5人、おばさんが1人、彼女がリアタイ世代っぽいカップルが2~3組。
そして、彼氏が興味なさ過ぎて真剣に見てる彼女にちょっかいかけ始めたバカップルが一組。
他でやれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(# ゚Д゚) (´;ω;`)